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【チャンスはすぐそこに】企業がSDGsに取り組むメリットってなに?

いらっしゃいませ。

万事屋いっくんへようこそ。

 

本日のテーマは「SDGs」です。

久しぶりの環境に関する投稿ですが気合いをいれて頑張って行きます!

是非、見ていってください!

 

また, 今回の記事はこちらの本を一部参考にしています

60分でわかる! SDGs 超入門 [ バウンド / 監修:功能聡子  

 

この記事から得られること

◎SDGsを活用するメリット

◎中小企業の必勝法

◎スウェーデンのSDGs達成への取り組み

 

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SDGs活用のメリット

近年, SDGs達成に向けた取り組みを実行に移している企業は増えている傾向にあります.

しかし, 中小企業はいまだ少ない状況です.

さて, SDGsを活用することのメリットとは何があるのでしょうか?

環境省が示したメリット

1. 企業イメージの向上

まずは, 「企業イメージの向上」です.

SDGsは世界共通の課題であるため, SDGsへの取り組みをアピールすることで,

多くの人に「この会社は信用できる」, 「この会社で働きたい!」という印象を与え,

より多様性に富んだ人材確保にも繋がります.

 

2. 社会の課題への対応

SDGsには, 「17の目標とそれを達成するための169のターゲット」が設定されています.

このように社会が抱える様々な課題がSDGsには網羅されています.

 

これらの課題への対応は, 企業の経営リスクの回避とともに社会への貢献や地域の信頼獲得 にも繋がります.

 

3. 生存戦略になる

現在, 取引先のニーズの変化や, 東南アジアなど, 新興国の台頭など,

企業の生存戦略は激化しています.

今後は, それらの企業同士の競合においてSDGsへの対応がビジネスにおける取引条件になっていく可能性もあり, 持続可能な経営を行う上で, 活用できるでしょう.

 

4. 新たな事業機会の創出

SDGsに取り組むことをきっかけに, 地域との連携, 新しい取引先や事業パートナーの獲得,

そこから新しい事業の創出など, いままで思いつきもしなかったような

イノベーションやパートナーシップを生むことに繋がります.

 

大手広告代理店が示したメリット

1. ステークホルダーとの良好な関係性

ステークホルダーって何?

企業が経営する上で, 直接・関節的に影響を受けるすべての相手

SDGsへの取り組みは, 企業のステークホルダーとの関係性を発展させます. 企業の価値向上に繋がるとともに, 様々な社会的潜在リスクを軽減することができます.

 

2. SDGsを共通言語に様々な協同が実現

SDGsは全世界・全人類共通の目標や枠組みであるため,

社会的課題に取り組む企業と, 国や地方公共団体, 地域, ウォーターエイドなどのNPO法人などをパートナーとして結びつけ,

協同の機会を生み出すことに繋がります.

 

3. 資金調達に益するESG投資

現在, 投資家や金融機関は企業の取り組みを常に見ています.

SDGsに取り組まない企業より, 取り組んでいる企業のほうが資金調達が有利になる時代になっているのです.

キーワードは「ESG投資」です.

ESG投資については, 別記事で詳しく書いていこうと思っているので,

この単語だけでも覚えていってください.

 

SDGsについて詳しく説明している記事もあるのでぜひこちらもご覧ください.

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60分でわかる! SDGs 超入門 [ バウンド / 監修:功能聡子

 

中小企業こそSDGsに取り組むべき理由

現在, SDGsへの取り組みは, 大企業は増えてきた一方, 中小企業の取り組みは遅れている状況です.

 

関東経済産業局と日本立地センターが2018年12月に発表した

「中小企業のSDGs認知度・実態調査等」によると,

SDGsについて全く知らない」が85%程度と, ほとんどの中小企業が, SDGsについて理解が進んでいないことがわかりました.

 

この状況を逆手に取ると, SDGsに取り組むことによって

中小企業なのにSDGsに取り組んでいる」と世間の注目を集められる可能性が広がります.

 

現在は, グローバル企業をはじめとする大企業は, 製品やサービスを提供する

サプライチェーン上で関与する様々な業者の活動に目を配っています.

 

将来的には, 取引業者に対して「SDGsへ対応していること」が取引条件になる可能性があります.

 

いずれは, 中小企業もSDGsに取り組まなければならない状況になってきます.

 

SDGsへの理解が遅れている今だからこそ, 競合他社との差別化や新たなビジネス機会の創設と捉えて, SDGsに向けて取り組むべきでしょう.

SDGsは予想以上のメリットが期待できるうえに, 将来のリスク低減や回避にもつながるのです.

 

スウェーデンの「高い環境意識」

まずはじめに, こちらのランキング表をみてください.

SDGs達成度ランキング(2019)
1位デンマーク
2位スウェーデン
3位フィンランド
4位フランス
5位オーストリア

 

こちらは, SDGs達成度の観点から見た上位5カ国の結果です.

ランキングを見てわかるように上位5か国は欧州諸国で占めています.

また, ランキングの下位には, アフリカ諸国が多く名を連ねています.

 

今回は、達成度ランキング2位である「スウェーデン」について

国で取り組んでいる内容やその工夫について簡単に紹介していきます.

「次世代にいい環境を残す」

スウェーデンは, 国家として, 「次世代にいい環境を残す」を世代目標として掲げています.

とくに, 環境保護では世界で最も進んでいる国の一つとして知られています.

 

なかでも, 先進的な取り組みとして代表的なものは

環境裁判所」です.

これは, 名前の通り, 環境問題を専門的に扱う裁判所です.

 

この「環境裁判所」が作られた背景としては「酸性雨」の問題があります.

スウェーデンでは, 1960年代に森林が枯れるなどの自然への甚大な被害が生じたのです.

 

そこから, 政府は1967年に環境保護庁を設置し, 翌年には学校で本格的に環境教育が始まったのです.

 

また, 多くの学校では, 電気を使用せずに, ミミズの力で生ごみを有機肥料に変換する

ミミズコンポスト」が設置されているらしいです.

このように, スウェーデンでは日常から自然の循環を体験できるような環境が存在しています.

 

また, スウェーデンでは, ごみをリサイクルすればお金が戻ったり, エコカーに買い替えると駐車場が無料になるといった制度があるそうです。

 

このように, スウェーデンでは, 国民が積極的に環境保護に取り組めるような仕組みが社会のあらゆるところに用意されています.

 

「環境保護」という視点が強くなりがちな日本にとってスウェーデンのような国から学ぶべきことはたくさん存在しているように思えますね.

 

まとめ

本日は「SDGs」をテーマに書いてみました.

この記事を通じて

◎行政および企業視点での活用メリット

◎今後の中小企業の戦略

◎スウェーデンの環境保護に対する取り組み

について少しでも理解を深めていただければ幸いです.

 

まず大事なことは, SDGsについて「知る」ことです.

少しでも知る努力をし, そこから初めて「行動」することができます.

 

今回は、企業や国視点での話がメインとなりましたが, 僕たち一人一人が日常生活において

SDGsに貢献することができます.

持続可能な社会に向けて今一度考えてみませんか?

 

60分でわかる! SDGs 超入門 [ バウンド / 監修:功能聡子

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

またのご来店をお待ちしております。

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ABOUT ME
いっくん
いらっしゃいませ。万事屋いっくんへようこそ。 店長のいづきです。2021年10月よりブログを開設しました。 現在は、専門学校で衛生環境の分野を専攻しながら、スキマ時間を使ってブログを更新しています。当サイトでは、専門性を活かした環境に関する様々な情報や、趣味および一人暮らしや勉強方法など、暮らしに役立つ情報を発信していきます。みなさんの暮らしを豊かにすることをモットーに頑張っていきます。よろしくお願いします!