いらっしゃいませ。
万事屋いっくんへようこそ、店長のいづきです。
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今回のテーマは「微生物」です。
みなさんは、微生物が日常生活において深くかかわっていることをご存知ですか?
例えば
食パンを放置するとカビが生え、古くなった牛乳は腐る
こういったことはどれも、微生物の働きによるものなのです。
他にも、微生物は水をきれいにしたり、汚染物質を吸収したりと
環境に対しても影響を与える働きを行っています。
また、微生物は肉眼では見えないため、目に見えている現象と微生物が行う働きを
結びつけるのは非常に難しいといわれてきました。
最近では、微生物の培養技術や検出技術の開発により
微生物の働きを裏付ける根拠として発展しつつあります。
僕も学校での研究活動で微生物を取り扱った研究をしています。
本記事では、そんな微生物の「歴史」について触れていこうと思います。
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微生物はどうやって誕生し、進化したのかわからない
微生物がどんな役割を担ってるかわからない
微生物の定義
微生物の生い立ち(誕生から進化の過程)
微生物がもたらすイイこととワルイこと
そもそも微生物って?
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微生物とは、目に見えないくらい小さい生物のことです。
みなさんも小学生の理科の実験で「ミジンコ」や「ゾウリムシ」を顕微鏡で観察した経験があるのではないでしょうか?
微生物のほとんどが大きさ1mm以下で、細菌や菌類(酵母、カビ、きのこなど)、原生動物など、いろいろな微生物が存在しています。
早速、このように疑問を持った方はおられないでしょうか?
「きのこやカビは目で見えるのになんで微生物なの?」
実は、私たちが普段見ているカビやキノコは、一個一個の細胞の集合体なのです。
この集合体のことを「コロニー」というらしいです。
これでまた一つ、友達に自慢できる知識が増えましたね。
また、顕微鏡を使うことで、一個一個のカビの細胞を確認することができます。
非常に小さい微生物ですが、実は形も様々なのです。
細菌には丸いもの(球菌)や棒状のもの(桿菌)、また、螺旋状になったものもあります。
そんな微生物ですが、いったいどういったところに存在しているのでしょうか?
それは
「地球全体」です。
微生物は、上空5000mから地下1000km以上のあらゆる水圏や土壌に生息しています。
南極などのとても寒い地域でも生息できるような微生物もいて、
極限環境微生物とも呼んだりするらしいです。
僕の友人でも南極に生息する微生物の研究を志している</s友人がいるので、
僕もこの記事をきっかけに友人との会話のレベルを上げていきたいところです。
微生物の生い立ち日記
ここでは、上記のような特徴を持つ微生物が一体どのようにして生まれたのか?
ここにフォーカスしていきたいと思います。
地球誕生 最初の微生物
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微生物の誕生を説明するためには、地球の誕生の説明が不可欠です。
今から約46億年前に、太陽系の惑星として「地球」が誕生しました。
生まれたての地球は、酸素が存在せず、生い茂った草花もなく、海はマグマで満ちているなど、
到底生物の住めるような環境ではありませんでした。
その後、地球は徐々に冷やされ、約40億年前に生命が誕生したといわれています。
その生命は、100℃以上の環境で生息することができたと言われています。
そして、その誕生した生命こそが「微生物」だったのです。
微生物の進化
長い年月をかけて微生物は進化していき、27億年前には、地球環境を劇的に変える微生物が誕生しました。
それは
「シアノバクテリア」です。
この微生物の何が劇的な変化を起こしたのかというと、
それは、「光合成を行う」ということです。
今では当たり前のように耳にする光合成ですが、
酸素濃度が薄かった過去の地球では、
光を使い、水と二酸化炭素から
有機物と酸素を作り出す生物の誕生は、まさに革命だったのです。
この微生物の働きによって、地球の大気と気候は劇的な変化を遂げました。
地球のかつての主人公は「微生物」だったのです。
微生物がもたらすワルイことイイこと
ここまで微生物の生い立ちについて説明してきました。
最後はそんな微生物が私たちの生活に与える影響についてです。
微生物がもたらすワルイこと
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微生物が原因で起こる病気を「感染症」と呼びます。
誰しもが一度は風邪をひいたことがあると思います。
そして、風邪の8~9割はウイルスが原因と言われています。
つまり、風邪も感染症の一種なのです。
ここで少し、ウイルスについての話をします。
ウイルスは、生物と非生物の間の存在(微生物)と言われています。
これは、ウイルスだけでは細胞のように自己複製することはできないが、
まるで生きているかのように増殖を始めるため、無生物とも言い難いというのがこの所以です。
なんとも不思議な存在ですよね。
さらに、ウイルスって聞くと
「人体に害を与えそうで怖い」
そう思っている方もいると思います。
ウイルスは全部で5000万種存在します。
そのうちの数100万種が人体に悪影響をもたらすといわれています
つまり、残りの4000万種以上は悪影響を及ぼさないのです。
一概にウイルスは悪者だと決めつけるのはよくないですね。
ワルイこと対策(ワクチン)
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感染症対策といえば、今話題の「ワクチン」ですよね。
みなさんはワクチンが一体何をしているのか考えたことはありますか?
ワクチンは「無毒化、もしくは弱毒化したウイルスを体内に入れる」のです。
つまり、コロナワクチンは微弱なコロナウイルスを体内に入れているのです。
衝撃ですよね(笑)
そうすることで免疫力を高め、実際に感染した時に急激にウイルスが増殖するのを防いでくれているんです。
ワクチンは、感染予防効果のほかに
発症予防効果、重症化予防効果もあります。
正しい知識と理解を持ったうえで、今後の予防生活に役立てていきたいですね。
微生物がもたらすイイこと
コロナウイルスの感染が重症化してきている現代では
皆さんが持つ微生物に対する認識もあまりよいものではないかもしれません。
そんな微生物が私たちの生活に役立っている場面を僕の研究分野と共に紹介していきたいと思います。
水をきれいにいする
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僕は学校での研究で、水処理についての研究を行っています。
研究では、「微生物の力」を使って水処理を行っています。
微生物は生きていくために自然界の有機物を分解する働きがあります。
この微生物の性質を、排水中に含まれる有機物の処理に応用したものが
「生物処理法」と呼ばれる水処理方法になります。
日本では
「活性汚泥法」といった微生物を使った水処理方法が主に使われています。
具体的な有機物の分解経路については少し難しい話になってくるので、
今後順を追って記事にまとめていけたらいいなと思います。
このセクションでは、
「微生物を使って水をきれいにする方法がある」
といった理解をしていただけるだけで十分です。
まとめ
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今回は「微生物歴史やその働き」についてまとめました。
どうだったでしょうか?
遠い存在だと思っていた微生物が、
少しでも身近に感じていただけたらいいなと思います。
現在は、微生物に関する研究が進み、
特定の微生物の培養技術や検出技術についての研究が多くされています。
今回の記事を導入として、少しずつ発展していけたらいいなと思います。
「微生物の働きがあるからこそ、今の地球は美しい」
最後まで見ていただきありがとうございました。
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