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水は一括りにまとめることはできない?!【硬水と軟水の違いや特徴】

いらっしゃいませ

万事屋いっくんへようこそ。店長のいづきです。

 

久しぶりの環境シリーズとなりました。

本日のテーマは「硬水と軟水」です。

 

私たちが普段飲んでいる飲料水には、

実は種類があったんです。

 

本記事では、その水の分類および

それぞれのメリットデメリット、活用方法について紹介していきたいと思います。

 

この記事からわかること

硬水と軟水の違い

硬水と軟水のそれぞれの用途

店長オススメミネラルウォーター

 

硬水と軟水

水には『硬水』と『軟水』というものがあります。

一体何で区別されているの?

そう思った方もいると思います。

それは『硬度』です。

硬度というのは、水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量です。

 

含有量による分類は以下のようになります。

WHO(世界保健機関):硬度60mg未満が軟水、120mg以上が硬水

日本:100mg以下が軟水、100mg以上が硬水

 

これが、硬水と軟水の分類になります。

硬水は、口当たりが重く

軟水は、まろやかでさっぱりとした風味が特徴です。

 

また、採水地としては

硬水:石灰質が豊富な地層が多く、地形がなだらかなヨーロッパで多く採れる

軟水:国土が狭く、雨がよく降る気候特性の日本やオーストラリアで多く採れる

 

 

みんながよく買うあの水は?

私たちが普段コンビニや自動販売機で買っている水は

ミネラルウォーター」と呼ばれる水です。

 

ミネラルって何?

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの人間に必要な無機質成分のこと

 

水道水との違いとしては

まず一つは味やにおいに違いがあります。

 

ミネラルウォーターは、水道水に比べ、カルシウムやマグネシウムを多く含んでいるため

塩素消毒をおこなっている水道水と違い、塩素のにおいがしないので、より美味しく感じることができます。

 

二つ目は、安全基準です。

水道水とミネラルウォーターは、水質規格が法律によって違います。

安全基準は、実は水道水の方が厳しいのです。

 

私たちの元に運ばれてくる水道水は、

高度な水処理技術によってきれいになった安全な水なんです。

 

ミネラルウォーターも同様に厳しい安全基準を達成した水なので、

安心して飲むことができます。

 

ちなみに僕が一押しするミネラルウォーターは

軟水の「クリスタルガイザー」です。

 

クリスタルガイザーは硬度38%の軟水でひじきやあさりから摂れる成分のバナジウムが含まれており、非常に飲みやすい水となっています。

 

また、ペットボトルのサイズも 310ml、500ml、700mlといった種類があるため、飲みたい状況に適したサイズが選べることも特徴です。

 

僕の場合は、クリスタルガイザーの24本入りケースを常に家に常備しておくことで、健康的な学生生活を過ごすことができました。

 

僕はクリスタルガイザー愛が非常に強いので、それだけで1記事書いてしまいそうなので今回はこの辺で留めておきます。

 

 

気になる方は僕が実際に購入していた24本入り(500ml)を載せておくのでぜひこちらをご覧ください。

 

 

しかし、こう考えると日本の水処理技術は世界でも自慢できますね。

それと同時に自慢できるだけではなく、その技術を発信して提供していくことが今の日本の課題なのではないかと思いますが…

 

硬水のメリットデメリット

ミネラルが豊富

硬水のメリットは「ミネラルが豊富なところ」です。

 

現代では、サプリメントで補うこともできますが、どうしても高価ですよね。

硬水は手軽に手に入るためより簡単にミネラルを補うことができます。

 

ミネラルを補うことによって、「動脈硬化の予防」や「便秘解消」に役立ちます。

「動脈硬化」予防としては、一日コップ2杯から4杯の硬水の摂取がオススメです。

「便秘解消」としては、朝起きてからコップ一杯の水を飲むことです。

 

起きてすぐに冷たい硬水を飲んで胃腸を起こすことで、便意が促進できます。

 

洋風料理に合う

一つ目の例はパスタです。

パスタは硬水で茹でることによって麺にコシが残り、美味しくなると言われています。

 

また、硬水に含まれているマグネシウムには、肉料理の雑味や臭みを取り除いてくれる効果があります。

 

ミネラルが不足しがちな洋風料理で硬水を使用することで、不足しているミネラル分を補うことができるのです。

 

また、野菜を硬水で煮込んだ際にも、ミネラル成分がアミノ酸と結合することで、野菜のうまみ成分だけを残すことができます。

 

イタリアのパスタが美味しいと言われる理由もわかる気がしてきました。

 

髪や肌の調子が悪くなる

実は、カルシウムやマグネシウムは石鹸成分と相性が悪いため

硬水で髪や体を洗うと調子が悪くなってしまいます。

 

石鹸成分とミネラル分は相性が悪く、化学反応を起こすと凝固してしまいます。

固まった石鹸は水に溶けにくいので、洗い流した後も肌のヌルヌル感や髪のギトギト感がどうしても残ってしまいます。

 

いくら高いシャンプーやトリートメントを使ったところで、硬水で洗ってしまうことでその効果を活かせなくなるのです。

 

軟水のメリットデメリット

肌に優しい

軟水は先ほどの硬水の話とは対照的に、ミネラル成分の含有量が少ないために

石鹸との相性が非常にいいです。

 

泡立ちも良く、石鹸が固まることがないため、ヌルヌル感や髪のギトギト感に悩まされず

日々、過ごすことができるでしょう。

 

高い値段のシャンプーの効果も最大限に発揮することができるでしょう。

 

また、日本の水は軟水なので、肌にも優しい水だと言えますね。

 

赤ちゃんや子供が飲んでも安心

マグネシウムが少ないため、

まろやかでお腹にも優しい軟水は内臓器官が成熟していない赤ちゃんや子供に有効です。

 

赤ちゃんに飲ませるミルクに軟水を用いることで、

ミルク本来の味や栄養分を乱すことなく飲ませてあげることができます。

 

和食に最適な水である

日本人が主食で最も食べるであろう「お米

 

お米を炊く際に使う水が硬水か軟水かで、炊き上がった際の仕上がりが大きく異なります。

 

硬水で炊くと水に含まれるカルシウムが食物繊維を硬化させてしまうため、炊き上がりも硬くなってしまいます。

 

一方、軟水でお米を炊くことによってふっくら程よい粘り気状態でお米を炊くことができます。

 

より美味しくお米を炊くためには「軟水」の使用をオススメします。

 

また、軟水は素材の旨み成分を引き出す特徴もあるので、素材の風味を活かした和風だし料理にオススメです。

 

軟水が日本人に向いている水と言われる所以でもありますね。

 

ミネラル成分が少ない

軟水唯一のデメリットと言われるのが、「ミネラルの少なさ」です。

 

逆に、ミネラルさえ補給できれば、軟水にデメリットは無くなると言われています。

 

最近では、理想的なバランスで配合した軟水を提供している企業も出てきて

日本人が一番美味しいと感じることができる水の味がデザインされてきています。

 

まとめ

今回は「硬水と軟水」をテーマに記事を書きました。

どうだったでしょうか?

 

普段私たちが当たり前のように飲んでいる水にも種類があるということを初めて知った

という方もいるのではないかと思います。

 

というわけで本記事の簡単なおさらいです。

 

栄養を摂取したいけど汎用性が低いのが硬水
栄養はそれほど多くないけど、汎用性が高いのが軟水

 

これを抑えておくだけでも、水についてより詳しくなれたはずです。

 

また、軟水が飲めるウォーターサーバーや硬水が飲めるウォーターサーバーもあるので

種類別のミネラルウォーターやウォーターサーバーについて紹介していきたいと思います。

 

水という地味で関心を持つ人が少ないものでも、秘めている力や魅力は無限大なのです。

 

縁の下の力持ちである「水」が僕は大好きです。

 

きれいな水は世界を救う

 

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

またのご来店をお待ちしております。

 

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ABOUT ME
いっくん
いらっしゃいませ。万事屋いっくんへようこそ。 店長のいづきです。2021年10月よりブログを開設しました。 現在は、専門学校で衛生環境の分野を専攻しながら、スキマ時間を使ってブログを更新しています。当サイトでは、専門性を活かした環境に関する様々な情報や、趣味および一人暮らしや勉強方法など、暮らしに役立つ情報を発信していきます。みなさんの暮らしを豊かにすることをモットーに頑張っていきます。よろしくお願いします!